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次期作に向けて剪定講習会開催/休眠期に準備進める/JAあいち三河岡崎柿部会
2021/12/20
JAあいち三河岡崎柿部会で12月15日、部会長の山本千之さんの圃場で次郎柿の剪定講習会を開きました。この日は西三河農業改良普及課の桑山幸子専門員を講師に招き、生産者ら8人が参加。剪定の仕方を実演しながら説明し、今後の管理方法などについて確認しました。
同部会では次郎柿の休眠期にあたるこの時期に、部会全体の栽培技術の向上を図るために毎年剪定講習会を行っています。適した剪定をすることで管理作業の省力化や日当たりの確保、風通しを良くすることで防除効果を高め、次期作の安定出荷に繋げます。
桑山専門員は「この冬に結果母枝数を減らさないと春に新梢が多くなりすぎてしまう。順序を意識して、十分な剪定を心掛けて欲しい」と呼び掛けました。
同部会は8人が約1.9㌶で次郎柿を栽培。出荷時期は10月中旬から11月中旬までで、地元市場に向けて約1万3000玉を出荷します。また、岡崎市農林産物ブランド化推進品目である次郎柿の魅力を管内外に向けて発信するため、産学連携協定を締結している愛知学泉大学とレシピ考案や行政のイベントで販売、子ども食堂に食材提供するなど部会活動促進を図っています。
写真=剪定を行う桑山専門員と生産者ら(15日、岡崎市緑丘)