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あいちの伝統野菜「法性寺ねぎ」出荷本格化/出荷量約60㌧見込む/JAあいち三河法性寺ねぎ研究会
2021/12/20
JAあいち三河管内である岡崎市で唯一のあいちの伝統野菜「法性寺ねぎ」の出荷が本格化しています。今年は天候による大きな被害はなく品質は上々。例年並みに出荷が進んでいます。栽培を行う同JA法性寺ねぎ研究会の八田政弘会長の圃場では法性寺ねぎの収穫、出荷作業が続きます。
「法性寺ねぎ」は蜜が出るほど甘く、香りが強いのが特徴。寒さが厳しくなる12月から3月が旬となります。また、歴史ある地場野菜で“あいちの伝統野菜”や岡崎市農林産物ブランド化推進品目に認定されています。出荷は11月中旬からスタートしており、同JA産直施設「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」、地元市場などに向けて1月下旬をピークに3月末まで続きます。出荷量は約60㌧を見込みます。
同研究会の八田会長は「様々な料理に活用できる伝統野菜の法性寺ねぎを多くの消費者に食べてもらえたら」と話しました。
同研究会は18人の生産者が約1.7㌶の圃場で栽培。主に個選による産直出荷で、年に2回の圃場巡回や目揃え会を行い、安定した品質を維持します。また、伝統野菜を周知するため地域の小学校で法性寺ねぎのプランター栽培を行い、伝統野菜の生産振興を目指します。
写真=法性寺ねぎをテープで結束する生産者(16日、岡崎市法性寺町)