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クリスマス需要へ/業務用イチゴ出荷スタート/JAあいち三河
2021/12/20
JAあいち三河管内で12月10日から業務用規格のイチゴ出荷がスタートしました。同JAには岡崎市いちご部会と幸田町いちご組合の組織が2つあり、クリスマスケーキの需要に合わせて20日頃まで出荷が続きます。規格は2L、L、Mの3種類(1パックあたり20粒、24粒、30粒)。温暖な気候により生育が前進しているが、病害虫による被害も少なく高品質なイチゴが出荷されています。
業務用出荷の数が軌道に乗る15日、同JA岡崎市いちご部会の「紅ほっぺ」約1300パックが本店など計4箇所、業務用需要に力を入れている同JA幸田町いちご組合の「紅ほっぺ」、「とちおとめ」約3000パックが幸田営農センター集荷場に集められ、JA職員が色や形状などを検査したのち出荷しました。
イチゴは同JAで販売高が最も高い主力品目で、今年は両組織合わせて70人が約16.6㌶で「紅ほっぺ」と「とちおとめ」の2品種を栽培。岡崎市いちご部会は184万パックを県内市場、幸田町いちご組合は185万パックを目標に名古屋と富山の市場に向けて出荷します。業務用規格が終わるとスーパーなどでの販売用規格に切り替え、両組織合わせて12億3250万円の販売を目指します。同JAのイチゴは昨年の販売金額において愛知県内トップの12億円越えを記録。「令和2年度愛知県いちご品評会」においても最高位を含む特別賞を半数、団体賞を受賞するなど品質の高さも評価されています。
写真=業務用イチゴを検査するJA職員(15日、幸田営農センター集荷場)