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「フクユタカA1号」出荷準備万端/今年度初の検査と目揃え会へ/JAあいち三河

2021/12/13

 JAあいち三河では2020年度から大豆「フクユタカA1号」の作付けを全面に切り替えました。同品種は「フクユタカ」に難裂莢(なんれっきょう)性を持たせ、大粒でさやがはじけにくくなることが特長。収穫ロス軽減に繋がり収量増加が見込まれることから、自己改革「生産者の所得向上」への期待が高いです。
 初出荷を迎えた12月7日、今年1回目の検査と目揃え会を行いました。JA職員やJAあいち経済連など17人が参加。サンプルの大豆を手に取り、粒の形状やシワなどの検査基準を確認した後、全員で等級を共有しました。今年は種まきから収穫まで生育は順調に進み、目立った台風の影響もなく収量の多いことが見込まれます。
 今年の大豆は生産者31人が約662㌶で作付けし、2月末まで出荷は続きます。出荷された大豆の一部は同JAの加工品「蒸し大豆」の原材料としても使用され、岡崎市内の小中学校や保育園の給食で振舞われます。

写真=検査基準を確認する職員(7日、同JA本店)