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イチゴ新規就農者出荷開始/平均反収越え目指す/JAあいち三河

2021/12/13

 JAあいち三河が開講する「いちご塾」を今年7月に卒業した2期生の初出荷が始まっており、今年度は2期生5人が管内の岡崎市と幸田町で栽培に励んでいます。1期生として就農した生産者が平均反収である6㌧を超えるなどの活躍があり、2期生の今後の活躍が期待されています。
 12月1日、「いちご塾」を卒業した新規就農者の河合孝亮さん(22)のハウスで、いちご「紅ほっぺ」の初出荷を迎えました。今年は10月頃の温暖な気候により出荷が前進傾向だが、病気による被害もなく順調に進んでいます。
 河合さんは「就農後、その時期に適した作業を行うため忙しい日が続いたが、あっという間に初出荷を迎え、やっとイチゴ農家になったと実感が湧いてきた。平均反収である6㌧を目標に頑張りたい」と意気込みます。
 同JAでは令和元年度より新規就農者育成と定着を目指した「いちご塾」を開講し、これまで7人のイチゴ新規就農者を輩出。研修生が実際にイチゴ苗の管理や定植、収穫など年間を通じて栽培の流れを学ぶことができる「いちご生産拠点研修農場」を建設するなど自己改革「農業生産の拡大」や地域農業の維持・発展に取り組んでいます。

写真=初出荷を迎えた河合さん(1日、幸田町上六栗)