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自然薯部会設立総会/特産品定着を目指す/JAあいち三河

2021/10/29

 JAあいち三河は10月28日、同JA東部営農センターで「あいち三河農業協同組合自然薯部会設立総会」を開きました。生産者23人と西三河農業改良普及課、岡崎市、JAあいち経済連など7人が出席。規約の制定や役員選出、事業計画など4議案を承認しました。
 生産者の高齢化や獣害による収穫量の減少、競合産地の増加など自然薯生産を取り巻く現状は厳しい。同部会は、同JA額田自然薯部会と常南自然薯部会の2つを一本化することで、より強固な組織作りと自然薯の特産品としての定着を目指します。今後は生産日誌記帳の徹底や目揃え会を開き、出荷量増加や生産者の所得向上を目指します。また、同JAが新規就農者を支援する「自然薯塾」を通じて新規部会員獲得や栽培規模確保にも努めます。
 新役員を代表して天野廣三部会長は「自然薯は農薬や栽培面から考えても新しい作物。両組織の良い所を活かし岡崎市の特産品を目指したい」と話しました。

写真=今後の意気込みを語る天野部会長(28日、同JA東部営農センター)