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地元児童と稲刈りとはざかけ体験/農業理解と関心を目指す/JAあいち三河
2021/10/27
JAあいち三河は田植えや稲刈りなどの農業体験を通じ、農業への理解と関心を次世代へと発信する活動を積極的に行っています。自己改革「地域の活性化」や国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の「質の高い教育をみんなに」に繋がる取り組み。
10月22日、管内である岡崎市立梅園小学校の5年生児童114人と「稲刈り体験」と「はざかけ体験」を行い、NPO法人おかざき農遊会の石田治夫理事長や同会員、JA職員の4人が指導しました。6月に児童らが植えた「あいちのかおり」をのこぎり鎌で刈り取った後に束ねて結び、天日乾燥させるため「はざかけ」をしました。
体験をした児童は「束ねた稲を緩まないように結ぶ作業が難しい。これからはいつも食べているお米をもっと大切にしたいと思った」と話しました。同JA営農販売部の藤井克弘部長は「体験してもらったようにお米は完成までにとても時間がかかる。農家が頑張って作っているので残さず食べて欲しい」と話しました。
同校では教員らが校内に田んぼを作成。バケツ稲づくりにも取り組み、様々な体験から米作りを学びます。今後、刈り取った稲は脱穀と籾摺り(もみすり)を予定しています。
写真=刈り取りのアドバイスをする藤井部長㊧(22日、同市立梅園小学校)