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幸田町「筆柿」/品評会行い、良質揃う/JAあいち三河幸田町柿部会
2021/10/08
JAあいち三河幸田町柿部会は10月2日、道の駅「筆柿の里・幸田」で「第8回筆柿品評会」を開きました。栽培技術の向上や消費者への「筆柿」PRを目的に毎年開催。坂本康弘部会長や西三河農業改良普及課ら5人が着色や玉張り、ツヤなどを基準に審査しました。幸田町と一部西尾市の生産者53人から各2点ずつ、合計106点の出品があり、最高位の幸田町長賞には安藤文夫さん(長嶺支部)が輝きました。また「筆柿まつり」と題して出品があった「筆柿」の即売会も行い、消費者へ味や特徴、特産品であることをアピールしました。
同普及課の桑山幸子専門員は「裏年の環境ではあったが、着色は早く生育も前進傾向。出品された果実は傷も少なく玉肥大も良いものばかりで、全体的にとても良い出来だった」と講評しました。
同部会は幸田町にある3支部(須美、桐山、長嶺)の生産者52人で組織。栽培する「筆柿」は1個100㌘ほどの早生品種で、果肉に出る黒いゴマのような模様は甘い果実である証拠。出荷は10月10日頃をピークに11月上旬まで続く予定です。
写真=「筆柿」の品質を確認する桑山専門員(2日、道の駅「筆柿の里・幸田」)