お知らせ一覧

同JA3店舗目となる取り組みへ/フードロス削減目指す/JAあいち三河

2021/10/07

 JAあいち三河産直店舗では栽培しすぎたまたは不揃いだが品質に問題のない農産物を子ども食堂に提供する取り組みを進めています。この活動はSDGsの一環で、フードロス削減と地元の安全安心な農産物を子どもたちに食べてもらいたいという生産者の声から各産直店舗で取り組みがスタート。今回で3店舗目となる産直店舗「ふれあいドーム岡崎」では8月下旬から、岡崎市内にある子ども食堂「えほんしょくどうどうぞの店」と「子ども食堂ニコニコごはん」に農産物提供を開始し、9月25日で3回目の提供となりました。
 この日は、同JAふれあいドーム岡崎産直部会員が持ち寄った里芋やサツマイモ、冬瓜など8品目、約15㌔の農産物を「子ども食堂ニコニコごはん」に提供。運営する前田道明さん(42)は「新鮮な農産物を使用したお弁当を少しでも多くの子どもやご家族に届けたい」と話しました。
 同部会の川澄安成部会長は「農産物を廃棄するのではなく、提供という形をとることで農家も子ども食堂にとっても嬉しい関係になっている」と笑顔を見せました。
 同JAでは2019年4月に産直施設「道の駅藤川宿」で子ども食堂への提供が始まり、今年6月には「おかざき農遊館」に続き3店舗目。「ふれあいドーム岡崎」では、今後2カ所の子ども食堂に月に1回ずつの提供を継続していきます。

写真=農産物を提供する川澄部会長㊥ら(25日、ふれあいドーム岡崎)