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「なつきらり」地場検査/全て1等級へ/JAあいち三河
2021/09/01
JAあいち三河は8月27日、同JA本店で「なつきらり」の地場検査を本年産では初めて行いました。生産者やJA職員など11人が参加し、547袋(1袋30㌔)の玄米を検査しました。生産者が持ち込んだ米袋に穀刺しという器具を差し込み、サンプルを抽出。色や大きさ、被害粒の混入具合などを確認し等級を決めました。
「なつきらり」の中でも等級が1等かつタンパク質含有量が6.4%以下の物は愛知県産の新ブランド「愛ひとつぶ」としての販売が可能になります。2017年から試験栽培され、昨年から販売を開始し今年で2年目。生産者は「愛ひとつぶ」への認定を目指し生産に励みます。
株式会社Farmsの筒井陽介代表取締役は「今年は雨が多いことや乾燥調製に悩まされたが、食味はもちろん見た目も綺麗な『なつきらり』が出来た」と話しました。同JA園芸農産課の伊吹滋郎課長は「今回持ち込まれた玄米は全て等級が1等であり上々の出来。より多くの『愛ひとつぶ』を期待している」と話しました。収穫は10月中旬までを予定しており、検査は週3回の頻度で10月まで続きます。
写真=玄米の品質を確認する伊吹課長(27日、同JA本店)