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厳しい天候にも負けず／糖度高いブドウがたくさん／岡崎市果樹振興会

2021/09/01

　岡崎市果樹振興会は８月２７日、ＪＡあいち三河の産直施設「おかざき農遊館」で「第２５回岡崎市ぶどう品評会」を行いました。西三河農業改良普及課や岡崎市ら７人が参加し糖度や着色、房揃い、病害虫被害などを基準に審査。「巨峰」１０点と「シャインマスカット」、「ピオーネ」などその他品種８点の出品から１２点が入賞し、最優秀賞の岡崎市長賞には鈴木視番さん（駒立町）が輝きました。２８日には同店舗で入賞品の即売会も行いました。
　同普及課の安井葵技師は「雨が続きブドウにとっては厳しい環境となったが、糖度の高い高品質な物が多く生産者の努力を感じる」と講評しました。同振興会の鈴木吉地会長は「例年よりも若干少ない出品数だが、病気も無く立派な物ばかりで嬉しい」と話しました。
　同振興会は生産者３８人が「巨峰」や「シャインマスカット」などを栽培。自ら交配したオリジナル品種を栽培する生産者もいます。産直施設や共選出荷、直売所、通販など様々な出荷形態で販売し、１０月下旬ごろまで続きます。

写真＝ブドウの品質を確認する審査員ら（２７日、おかざき農遊館）