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ミニデイサービスに変わる活動進める/会員のスキルアップ向上へ/JAあいち三河助け合い組織「あさひの会」

2021/08/11

 JAあいち三河助け合い組織「あさひの会」は旧額田町に住む高齢者の生きがい作りや友達作りの場を提供し、引きこもりや寝たきりの高齢者を無くすため、ヘルパー研修養成を経た資格取得者15人の協力会員が活動しています。同取組みは自己改革や国連の掲げる持続可能な開発(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を」などの1つ。
 8月4日、利用者の多様なニーズに応えるためのフォローアップ研修として料理教室を行い、協力会員9人が参加。地産地消と夏バテ防止を意識し、額田地域で作られたニンニクや生姜、味噌などを使用した焼肉のたれを作りました。
 同組織は8カ所でミニデイサービスを行っているがコロナ禍で活動自粛。現在はミニデイサービスに変わる活動として「あさひ通信」を年3回ほど発行し、塗り絵や会員からの一言メッセージを添えて安否確認をしながら訪問活動を実施しています。同組織の柴田芳子会長は「思うように活動ができない状況だが、あさひ通信の発行を増やすなどの方法で利用者の喜ぶ顔がみられるような取り組みをしていけたら」と話します。
 今後は正月に絵手紙を利用者宅に届ける予定で、レクリエーション研修やフォローアップ研修、リーダー研修など通じて会員一人ひとりの能力や技術向上に努め、活動再開ができる日を待ち望んでいます。

写真=焼肉のたれを作る会員(4日、本宿調理室)