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高品質な伝統野菜を/「法性寺ねぎ」圃場巡回行う/JAあいち三河法性寺ねぎ研究会
2021/08/06
JAあいち三河法性寺ねぎ研究会は8月3日、圃場巡回を行いました。生産者や西三河農業改良普及課、JA職員ら7人が参加。生育状況や病害虫、今後の管理方法を確かめながら5カ所の圃場を回りました。
同普及課の犬飼瑠伽技師は「薬剤がしっかり散布されており、現段階では大きな病害虫被害はほとんどない。食害が少々見られるので、引き続き防除に取り組んで欲しい」と話しました。
八田政弘会長は「昨年は中止だったが今年は開催でき嬉しい。あいにくの天候だがしっかりと確認して今後の栽培に繋げたい」と話しました。
「法性寺ねぎ」は岡崎市で唯一「あいちの伝統野菜」に登録されており、甘味と香りが強く、柔らかい。同研究会では17人の生産者が約1.8㌶の面積で栽培し、主に同JA産直施設「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」などに11月上旬頃から出荷します。また、伝統野菜の周知と生産振興を目指し、管内の小、中学校で法性寺ネギのプランター栽培を行う予定です。
写真=生育状況を確認する犬飼技師(3日、法性寺町)