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夏秋ナス品評会/品質向上に向けて/JAあいち三河夏秋なす部会
2021/08/06
JAあいち三河夏秋なす部会は7月30日、「第19回夏秋なす品評会」を開催し、西三河農業改良普及課や行政、市場担当者、JA職員ら13人が参加しました。品質の向上や出荷改善、生産者同士の技術を高め合うことを目的に毎年開催しており、今年は41点の出品がありました。形状や玉ぞろい、色沢、傷害の有無などを基準に審査し、優秀賞の岡崎幸田農業改良推進協議会長賞には、三浦義基さん(幸田支部)が選ばれました。併せて、同JAで初となる「白ナス美白コンテスト」も開催しました。
同普及課の犬飼瑠伽技師は「今年は早い梅雨入りによる日照不足と5月頃の強風の影響から、生育は停滞気味だった。暑い日も続き厳しい環境だが、しっかりとした色や艶のナスばかりで生産者の管理努力が伺えた」と講評しました。入賞した上位6点のナスはイオンモール岡崎南店で展示し、2日から販売も行いました。
来年度からナスの新規就農者を育成する「なす塾」を新たに開講し、県内でも有数のナス産地の維持と活性化を行います。今後も同JAは、消費者へ地元産のナスを広くPRし、地産地消促進や特産物としての定着を目指します。
写真=ナスを審査する犬飼技師(30日、同JA経済センター)