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「岡崎茶」売上げ一部を寄付/農業振興に繋げる/JAあいち三河

2021/07/26

 岡崎市・幸田町を管内とするJAあいち三河は、生産・販売を行うペットボトル「岡崎茶」の売り上げを同市に一部寄付しています。2011年からの取り組みになり、今年で10年目を迎えます。ペットボトル販売1本につき2円寄付しており、令和2年度の売り上げの一部16万5218円を寄付。これまでの寄付金額は約205万円に達します。
 7月19日、岡崎市役所で「岡崎茶寄付金授与式」を開催。同JA天野?伸組合長は、中根康浩市長へ目録と「岡崎茶」を贈呈し、市長より感謝状を受け取りました。天野組合長は「新型コロナウイルスの影響から農業において厳しい状況ではあるが、産直施設を通じて安全・安心な農産物の提供を目指し、岡崎市民の健康維持の力になるべく努める。これからも『岡崎茶』の寄付を続けていきたい」と話しました。
 中根市長は「会議などが減少しお茶の需要も減っている中での寄付は、例年よりも重みのある温かい志を感じる。農業振興のために無駄なく有効に使わせていただきたい」と話しました。
 「岡崎茶」は同市宮崎地区で栽培する「やぶきた」を原料にしており、お茶本来の渋味とコク、すっきりとしたのどごしが特徴。パッケージデザインは岡崎女子短期大学の学生らと考案し、令和元年7月にリニューアルしました。同JA産直施設を中心に、行政関連の施設や市内イベントなどでも販売を行っています。
 幸田町でも同様に「岡崎茶寄付金授与式」を8月19日に開催予定で、売り上げの一部を寄付金として贈呈します。

写真=感謝状を受け取る天野組合長㊧と中根市長(19日、岡崎市役所で)