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新品種の栽培好評/2年目のジャンボ落花生「オオマサリ」苗配布/JAあいち三河
2021/06/16
JAあいち三河は事業計画などに掲げる新品種の栽培に力を注いでいます。今年で2年目を迎えるジャンボ落花生「オオマサリ」の試験栽培では生産者から「栽培管理がしやすく、味も良い。翌年以降も挑戦したい」などと好評です。同取り組みは自己改革「農家所得の向上」や国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の1つとして、今後も地域農業の振興を目指します。
6月11日、ジャンボ落花生「オオマサリ」の苗2,000株を睦地場野菜部会と矢作地場野菜部会に所属する40人に手渡しました。また昨年カラスによる被害を報告されていたことから、防止対策として防鳥糸も配布し、カラスの胸部にあたる圃場から15㌢ほどの高さに張るよう指導しました。
同部会では一昨年までカボチャ「栗五郎」の栽培に取り組んでいたが、産直施設での販売量が伸びなった点、例年農産物の端境期である10月下旬から11月上旬に出荷できる点などを考慮し、ジャンボ落花生に変更となりました。
園芸農産課の伊吹滋郎課長は「ジャンボ落花生は生産者から好評で、今年も収穫を楽しみにしている。今後も生産者の所得向上に向けた取り組みを継続、実践していきたい」と話します。
同JAでは他にも新品種として白ナス「とろーり旨なす」の栽培に挑戦。JAグループ記者会においてメディアの取り上げ数が県下JAで最多となり、農家所得の向上や地域活性に向けてPR活動に取り組んでいます。
写真=ジャンボ落花生の苗を確認する生産者とJA職員㊨(11日、JAあいち三河経済センターで)