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小麦収穫スタート/出荷量4000㌧見込む/JAあいち三河

2021/06/07

 JAあいち三河管内で5月31日、小麦の収穫が始まりました。同JAは県下で上位に入る小麦の生産量を誇り、主力品目の「きぬあかり」2500㌧、「ゆめあかり」1500㌧の計4000㌧の出荷量を見込みます。
 同日は生産者が刈り取った「きぬあかり」がカントリーエレベーターに持ち込まれました。今年は出穂前後に雨量が多く、梅雨入りも例年に比べて早かったため病気が懸念させたものの、収穫時期が遅れることなく例年並み。同JA管内では「ゆめあかり」の収穫が6月12日から開始され、6月20日頃まで刈り取りが続きます。
 同JAでは35人の生産者が約770㌶の面積で小麦を作付け。両品種とも愛知県農業総合試験場で開発された品種で、面積あたりの収量が多く倒れにくい特長があります。「きぬあかり」はコシがあり明るい色の麺を作ることができることから主にうどんの原材料に、タンパク質含量の高い「ゆめあかり」は中華麺やパンに使用されます。

写真=小麦の刈り取る生産者(31日、岡崎市坂左右町で)