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産学連携締結し、地域活性化へ/地元農産物でレシピ開発/JAあいち三河
2021/05/17
JAあいち三河は5月13日、愛知学泉短期大学と産学連携協定を締結しました。管内である岡崎市と幸田町で栽培される地元農産物を使用したレシピ開発などを展開していく予定で、地域農業の発展に努めていきます。同取り組みは持続可能な開発目標(SDGs)の「質の高い教育をみんなに」などを通じて自己改革「地域活性化」に繋がるとして期待がかかります。
同協定は同短期大学食物栄養学科が中心となり、食材となる地元農産物への理解を深めながら栄養を考慮したレシピを開発。産直施設の売り場付近にレシピを紹介することで農産物PRや消費者が農産物を手にとりやすいよう促進します。また、お互いのイベント等に協力し合い“地域に根差した組織”として周知拡大を図ります。
当日は、同JA天野?伸組合長が安藤正人学長を訪問。産学連携協定書に調印し、締結しました。その後は同短期大学食物栄養学科の山本淳子教授や鈴木幸男教授、同JA営農企画部の天野砂田男部長らを交え、今後の取り組みの展開やお互いの要望などについて話し合いました。天野組合長は「地域密着した組織として産学連携に前向きに取組んでいきたいと考えており、今回締結に繋がり嬉しく思う。得意分野をお互いに活かし合った取組みを行っていきたい」と話しました。
安藤学長は「今後の取り組みについて学生らも積極的な姿勢を見せている。学生教育の中で、食を通して社会状況を踏まえたキャリア学習の場を設けることができ嬉しく思う」と話しました。
写真=協定書を持つ天野組合長㊧と安藤学長(13日、愛知学泉短期大学で)