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水ナス「紫水」出荷ピーク迎える/高品質なものを消費者へ/JAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部
2021/05/11
JAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部が栽培する水ナス「紫水」が出荷ピークを迎えています。今年は4月頃の低温の影響から昨年よりも2日遅い4月2日から出荷スタートとなったが、品質は上々で名古屋市の市場を通じて消費者へ届けています。
水ナスの出荷規格は160~200㌘で長さは12~15㌢ほど。約90%が水分と多く、あくが少ないのが特徴。皮が薄いため、火を通さずにそのまま食べることができるが、栽培面では皮の薄さから風の侵入による葉の擦れなどでも表面に傷がつきやすいため、生産者は念入りな適葉に配慮しています。
同支部の平井紀晃さん(66)は「蜜蜂を導入することで作業の効率化につながり、甘みが増した水ナスが収穫できている。傷つきやすいため丁寧な作業を行い、より品質の高い水ナスを出荷していきたい」と話しました。
同支部に所属する3人の生産者が約47㌃の面積で栽培しており、45トンの出荷量を見込んでいます。出荷は5月上旬から最盛期を迎えて8月中旬まで続きます。
写真=水ナスを収穫する平井さん(6日、岡崎市正名町で)