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高品質な大玉の梨を生産/摘果講習会開く/JAあいち三河幸田町なし部会
2021/04/27
JAあいち三河幸田町なし部会は4月26日、幸田町桐山にある圃場で梨の摘果講習会を開きました。摘果は果実の大きさを揃えるため、不用な果実に養分がとられないよう果実を落とす作業。樹の負担を減らし、翌年以降の栽培に配慮します。
当日は生産者や西三河農業改良普及課、JA職員の14人が参加。生育状況を確認したのち、同普及課の桑山幸子専門員が摘果の実施時期や新梢管理、病害虫対策などについて説明しました。今後は5月上旬までに予備摘果、下旬までに仕上げ摘果の作業が進んでいきます。
桑山専門員は「4月上旬の情報では黒星病の発生状況は平年並み。5月以降はしっかりと防除を行い、病害虫への対策をして欲しい」と注意を呼び掛けました。
同部会の長谷一平部会長は「今年は暖冬の影響で例年よりも1週間ほど早い傾向にある。早めの防除を徹底していきたい」と話しました。
同部会は17人の生産者が約10㌶で梨「幸水」、「豊水」、「新高」などの品種を栽培。出荷は8月上旬から開始予定で、品種を変えながら管内の産直施設を中心に10月末まで続きます。
写真=摘果について確認する生産者ら(26日、幸田町桐山で)