お知らせ一覧

利用者の喜ぶ活動を企画し、座椅子を作成/希望者に4月から配布へ/JAあいち三河

2021/03/17

 JAあいち三河で高齢者を対象に手作り弁当を調理、配達しているふれあいサークルは、新型コロナウイルス感染症の拡大による活動自粛となった期間に牛乳パックで座椅子を製作しました。小さい座椅子は牛乳パックを16パック、大きいもので24パック分使用して作成。12月から作業を開始し、これまでに約20脚を完成させました。希望する利用者に4月から配布していく予定です。
 同サークルは手渡しで多くの高齢者に弁当を配布していることや配布エリアとしている幸田町にも新型コロナウイルスの感染者が発生していたことを受けて、同サークルの赤羽悦子会長をはじめ同会員たちは「少しでも利用者さんが喜んでくれる活動をしたい」と防止策を練りながら座椅子の製作を企画。多くの利用者に届けられるよう取り組みました。
 赤羽会長は「新型コロナウイルス感染症の影響で各イベントが自粛となり、お弁当作りだけでなく何か利用者の力になりたいと思い作成した。足が痛くて正座するのが大変な方に使っていただけたら」と話しました。
 同サークルでは平成7年より弁当作りと配食を開始。現在は週に3回、同サークル会員が季節に合った献立を考え、手作りで調理しています。弁当は原則手渡しとしており、行政とも連携しながら高齢の一人暮らし利用者の安否確認も行っています。

写真=作成した座椅子を紹介する赤羽会長(16日、幸田振興センターで)