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農業塾の閉塾式行う/産直出荷目指して栽培技術向上へ/JAあいち三河
2021/03/03
JAあいち三河では管内の地域農業に関心がある組合員や地域住民を対象とした「農業塾」を開催しています。1年間で農業に関する基礎知識の取得から実践を通じて、JA自己改革「農業生産の拡大」や持続可能な開発目標(SDGs)に掲げる「質の高い教育をみんなに」などに積極的に取り組んでいます。
3月3日、「農業塾」の閉塾式を行いました。天野吉伸組合長から塾生へ修了証が授与された後、研修の振り返りや今後の抱負を述べました。農業塾生の加藤智美さんは「農産物を栽培する難しさを痛感する中、農業塾を通じて毎日手間暇かけて愛情を注ぐことの大切さを学んだ。今後は第2農業塾に進み、より栽培技術を高め自信をつけていきたい」と意気込みました。
天野組合長は「農業塾で肥料や農薬の使用方法だけでなく、農産物を栽培する喜びや楽しさを知ってもらうことができたと思う。今後は活動を共にした仲間とともに、新鮮で安全安心な農産物を大勢の方に食べてもらえるように産直出荷を目指して頑張ってほしい」と激励しました。
今年度は土づくりや肥料散布などの農業の基礎を学ぶ第1農業塾に17期生11人、 第1農業塾の卒業生らから構成され、更なる農業技術の習得を目指す第2農業塾に6期生8人が入塾。来年度は第1農業塾の卒業生のうち7人が第2農業塾へ進む予定です。
写真=第1農業塾生ら(3日、同JA本店で)