お知らせ一覧
収穫体験開く/シイタケ苦手克服目指して/JAあいち三河岡崎しいたけ部会
2020/12/16
JAあいち三河岡崎しいたけ部会は12月15日、岡崎市立矢作子ども園の幼児約120人を対象に菌床シイタケ「森XR2号」の収穫体験を行いました。同JAでは自己改革や持続可能な開発目標(SDGs)の「飢餓をゼロに」などの1つとして、地域とのつながりや子どもたちへの食農教育に積極的に取り組んでいます。
当日は部会員が栽培を行う菌床90玉を用意。幼児はJA職員からアドバイスを受けながら収穫を楽しみました。同体験は、シイタケを苦手とする子どもたちに地元産の美味しい菌床シイタケについて知ってもらうため2017年から開催しており、今年で4年目を迎えました。
収穫体験に参加した同園PTAの平野雄也会長は「毎年開催してもらいとても感謝している。子どもたちにとって貴重な体験になったのでは」と話しました。
同部会は、新たに国産のほだ木とおが粉を使用した菌床であることを証明する「どんぐりマーク」シールを作成し、商品に添付。安全安心なキノコであることを周知する取り組みに尽力しています。今年は5人の生産者が、大ぶりで肉厚な主力品種「富富(とむとむ)」や「5K-16」などの品種を栽培。同JA産直施設や地元市場などに共選出荷しており、3月末まで続く予定です。
写真=シイタケを収穫する幼児とJA職員(15日、同市立矢作子ども園で)