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「フクユタカA1号」全面切り替え/大豆目揃え会開く/JAあいち三河
2020/12/14
JAあいち三河は12月11日、本格的な収穫を前に大豆「フクユタカA1号」の目揃え会を開きました。JAあいち経済連や同JA職員約20人が参加し、粒の大きさや形状、水分量などを確認しました。
今年は梅雨が長引いたことから播種のタイミングが半月遅れたものの、台風の被害がなく順調に収穫が進んでおり、検査では1等が出るなど品質、収量ともに例年並みです。
2017年7月より大豆品種「フクユタカ」に難裂莢(なんれっきょう)性をもたせた品種「フクユタカA1号」が新たに県の奨励品種に採用されたことを受け、同JAでは2019年度産から半面、2020度産から全面切り替えました。「フクユタカA1号」は大粒で莢がはじけにくくなることが特長で、収穫時のロス軽減により収量増が見込まれることから、JA自己改革「生産者の所得向上」に繋がるとして期待されています。
今年度産の大豆は生産者29人が約650㌶で作付け。出荷された大豆は同JA加工品「蒸大豆」や豆腐、味噌などの原材料として使用され、出荷は2月末まで続きます。
写真=大豆の規格を確認するJA職員ら(11日、同JA本店で)