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足踏み脱穀機と唐箕使って/児童らと稲穂の脱穀、選別体験/JAあいち三河
2020/10/22
JAあいち三河は10月21日、岡崎市稲熊町にある同市立梅園小学校の5年生33人と稲穂の脱穀、選別の作業体験を行いました。管内の正組合員やJA職員が足踏み脱穀機と唐箕の使い方や注意点を説明。児童らはアドバイスを受けながら作業をしました。
当日作業を体験した加納愛子さん(11)は「脱穀機を回転させるために足を踏むタイミングが難しかったが、慣れてくると籾をたくさんとることができて楽しかった」と話しました。
正組合員の中根友治さん(73)や「コンバインが1台あれば収穫や脱穀などの作業を済ませることができる時代。手間はかかってしまうが1つひとつの工程を体験することで、理解を深める良い機会なのでは」と話しました。
同学区は住宅地であり、農業に触れる機会を作るため校内に15平方㍍の田んぼを5年生教員が作成しており、今月14日に稲刈りを行いました。
同JAでは地域の子どもたちに田植えや稲刈り等の農業体験をしてもらう機会を積極的に設けており、JA自己改革「地域の活性化」や持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられている「質の高い教育をみんなに」に取り組んでいます。今後は雨の影響から水分量が高く同日実施できなかった籾摺り体験を予定しており、米づくりの過程を実際に体験して学んでいきます。
写真=足踏み脱穀機を使用して脱穀を行う児童ら(21日、同市立梅園小学校で)