お知らせ一覧

1年かけてプロ農家へ/農業塾を開塾/JAあいち三河

2020/04/17

  JAあいち三河では管内地域で農業に興味を持つ組合員を対象に農家育成「農業塾」に取り組んでいます。産直出荷者の増加や農業理解を深めるための活動で、本店で開いた開塾式では、3日に第一農業塾17期生12名、7日に第二農業塾6期生8名が入塾しました。今後は、第一農業塾では土づくりや肥料散布などの農業の基礎を、第一農業塾の卒業生らからなる第二農業塾では更なる農業技術の習得を目指し、年間を通じて農産物を育てていきます。卒業後、プロ農家として産直出荷を目指す塾生も多く、JA自己改革に掲げる「農業生産の拡大」の取り組みやSDGsにも明記されている「農業生産力向上」として期待されています。
 新家智明経済担当常務は塾生に対し「現在は、耕作放棄地の増加や農業後継者不足などの課題があるが、農業塾で学んだ知識を生かし、地域農業を支えていってほしい」と激励しました。
 第二農業塾に入塾した太田立身さん(65)は「第一農業塾では1年間かけて基礎を学べた。これからはより深い知識を身に付けられるよう、仲間と一緒に頑張っていきたい」と抱負を話しました。