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イチゴ出荷スタート/目ぞろえ会で規格統一/JAあいち三河
2019/11/22
JAあいち三河で栽培されているイチゴ「とちおとめ」「紅ほっぺ」の出荷が10月下旬に始まりました。今年は、定植時期である9月の日照時間が例年より長かった影響で、花数が少なく小玉傾向となっていますが、花数が少ないと苗への負担が減るため、1月から2月にできる二番果以降は大玉であることが期待されます。
岡崎市いちご部会は11月8日、JA本店で目ぞろえ会を開きました。生産者、岡崎市、県西三河農業改良普及課、市場担当者、JAあいち経済連、JAらが参加。生育状況や今後の管理方法、市場情勢などを確認しました。
市場担当者は「クリスマスケーキの注文時期に入ると小玉のイチゴも需要が高まってくる。早い花芽の巡りが大切」と呼び掛けました。
同部会の鈴木栄滋部会長は「所属人数が多く品質の統一が難しいが、ばらつきのないように気を付けていきたい」と話しました。
JA管内には、岡崎市と幸田町にそれぞれ組織があり、岡崎市いちご部会は155万パック(270㌘/パック)、幸田町いちご組合は170万パックで2組織計11億1200万円の売り上げを目標としています。「とちおとめ」は11月下旬、「紅ほっぺ」は12月中旬にピークを迎えます。出荷は、県内市場や富山県の市場に向け5月頃まで続く予定です。JA産直店舗幸田憩の農園やふれあいドーム岡崎などで販売しています。
写真=出荷規格を確認する生産者ら(8日、JA本店で)