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添えて料理に彩りを/つまものグループ目ぞろえ会/JAあいち三河ぬかた特産部会つまものグループ
2019/09/24
JAあいち三河ぬかた特産部会つまものグループは9月19日、額田営農センターで目ぞろえ会を開きました。生産者、市場担当者、JAの8人が参加。おせち料理に使われる「五葉松」や「大王松」、「ハイカズラ」などの出荷規格を確認。市場担当者が、葉の長さや色合い、傷などをサンプルの商品を用いて説明しました。
つまものは、料理に添え彩りや季節感を与えるために使用されます。葉の長さや色合いが出荷規格と異なると、料理の印象が大きく変わってしまうため、同グループでは、光による葉の変色を防ぐためハウスを薄暗くするなどの工夫をし、品質の高いものを収穫できるよう管理を徹底しています。
同グループの山本君子代表は「毎週行う出荷を、グループ全員が楽しみにしている。長く続けていけるよう、これからも健康に気を付けて出荷に励みたい」と話しました。
同営農センターの河合喜彦センター長は「つまものは、料理を美しく飾り付けるためにかかせないもの。今後も季節に合った花や葉を多く生産してほしい」と話しました。
同グループは、少人数で組織される栗や山菜、ワサビなどの部会が合併して誕生した特産部会のうちの一つ。「桜の葉」や「栗の葉」などの葉物、「花アジサイ」や「椿」などの花物といった50種類以上のつまものを、6人の生産者が生産しています。出荷は、名古屋の市場に向け年中行っており、同部会の売上の50%以上を占めています。
写真=葉を見ながら出荷規格を話し合う山本代表㊥ら生産者(19日、JA額田営農センターで)