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行政と連携し企画/婚活イベントが内閣府より選出/JAあいち三河

2019/02/21

 JAあいち三河が平成29年度より取り組む婚活イベントが内閣府より優良事例として選出され、2月5日に東京都千代田区にあるイイノカンファレンスホールで開かれた「平成30年度結婚応援に関する全国連携会議」にて同JAの新家智明経済担当常務が事例を発表しました。同会議は行政の結婚担当者向けに情報や施策を提供することが目的で平成28年度より作られ、今年が3年目。内閣府の子ども・子育て本部少子化対策担当が主催しています。
 当日は、全国の行政婚活施策担当者やNPO結婚支援リーダーなど約80人が参加。東京大学社会科学研究所の三輪哲教授の講演や同JAを含めた2例を優良事例とし、事例を紹介しました。
 同JAは担い手の確保や農業の魅力を知ってもらうことなどを以前より課題と挙げており、行政も同様に後継者不足を課題と認識していました。今まで数多くのイベントを企画してきた農協観光とも連携を取りながら企画、周知し開催に至ったことや事前セミナーや農家を身近に感じられる演出を取り入れた点が評価されました。中でも地元行政と連携している例は全国でも珍しく、優良モデルにふさわしいと認められての依頼となりました。
 発表を行った新家常務は「JA管内には優れた若手農家が数多く活躍しており、イベントが1つのきっかけになればと思う。3年間の取り組みで1組がゴールインへと繋がることが目標であり、その目標に向け農家の手助けとなれるよう努めたい」と話しました。
 同JAでは今後も行政や結婚情報サービスを提供する企業らと情報を交換し、より参加者に魅力のある婚活イベントを開催していきます。事前セミナー等も積極的に実施し、今後の後継者不足の解決を目指します。

写真=事例を発表する新家常務(5日、東京都千代田区イイノカンファレンスホールで)