家庭菜園
野菜づくりの基本
こうするともっと収穫できる
水やりは、野菜作りの基本中の基本です。水やりの適量は、野菜の種類や大きさ、天候で変わります。育苗箱や鉢は、鉢の底から水が流れ出る程度あたえます。種まきから発芽までは、芽の細いジョウロを使うことを忘れずに。
苗を植える時には、前日、植え穴に十分水をやっておくと根づきがよくなります。その後、苗が大きくなったら、ホースでうねに散水したり、うね間への水やりをします。
いずれの場合も、水をやりすぎると根が痛むので注意が必要です。
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野菜のタネまきや植えつけ後、収穫までに日時がたつと土が固くしまり生育が不良になりやすいものです。うね間や条間を軽く起こし酸素の補給と雑草防止を兼ねてやる作業が必要です。
方法や時期については、晴天の日に行うのが良く、雨天や湿気の多い状態では避けます。
中耕は生育中に2~3回行い、初めは浅く次第に深くします。野菜が大きくなってくる生育後半は、根が広く張っているので根を痛めないように注意して作業します。
収穫期に近づいたら中止します。
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株元に土を寄せることを、「土寄せ」といいます。間引きの後には、株が倒れやすくなるので、指で静かに土を寄せてやります。
ニンジン、ダイコンなどの根菜は、根の肩が、土の外に出ていると、寒さの害を受けやすいので、追肥と同時に土寄せをします。
ジャガイモは、いもが直接日光に当たると緑色になって食用にならないので、必ず土寄せしましょう。
根深ねぎは、茎の白い部分を長くするために、2~3回に分けて土寄せします。
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