家庭菜園
|
||
VARIETY
PROFILE |
||
原産地は中央アジアから中近東といわれていますが、野生種がいまだ発見されていません。 1~2年生で、2.5mのびる蔓性まであります。冷涼な気候を好み、生育適温は15~20℃ですが、幼苗は-4℃くらいまで耐えます。そのかわり暑さに弱く、28℃以上になると生育が鈍ります。 連作を嫌うので、3~5年は同じ畝で作るのを避けます。生育初期に、一定期間の低温を受けると花芽ができるので、種まきは年内、幼苗で越冬させます。 エンドウの若芽をトウミョウといい、中国料理で珍重されています。 |
通常はじかまきするが、途中で移植もできる。ポットに2,3粒ずつ間隔をあげて種をまく。2cm程度覆土する | 芽が出たら2株に間引く。本葉2枚までに植えつけないと、ポット内に根が張りすぎてしまう |
排水の悪いときは畝を高くする |
ジュース瓶の底などでまき穴をつけて、3粒まき、2~3cm程度覆土する。発芽したら1か所2株にしておく | |
覆土が浅いと、根が浮き上がったり、種皮をかぶったまま発芽してくる |
蔓が伸びはじめたら、早めに支柱を立てて誘引する。つぼみが見え始めたころに1回目、開花始めのころに2回目の追肥をする |
苗作りをしたときは早めに植えつける。株元へ敷きわらをして防寒する |
親蔓と子蔓はよく花を着けるので、この蔓の日当たりをよくするために、花着きの悪い孫蔓は早めに摘み取って全体の日当たり、風通しをよくする |
エンドウは摘心しないで栽培すると、側枝が多く伸び、よく育ったわりに収穫がいまひとつということがあります。これは、枝が込みすぎて、日当たりと風通しが悪くなったため。側枝がのびはじめたら、適当に誘引して整枝をすればよいのですが、労力がかかってしまってつい放っておきがちです。 エンドウは、親蔓にはたくさん花が着きますが、子蔓、孫蔓になるにしたがって花が少なくなります。 そこで、株間を15cm程度にして1か所2株を育て、それぞれの株の子蔓は早めに摘み取って親蔓のみの1本仕立てにしてみましょう。支柱に誘引して、親蔓が伸びるにつれて下へずらせようにしておきます。 |