家庭菜園

 
エンドウエンドウ

グラフ

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VARIETY


 大きくはサヤエンドウと実エンドウに分かれます。サヤエンドウは絹葵、仏国大葵、成駒30日、豊成など、実エンドウではウスイ、遠州、久留米豊、南海緑、さつまなどがあります。このほか、子実が大きく成熟してもさやごと食べられるスナックエンドウ(写真)、蔓なしスナックエンドウなどがあります。 エンドウ

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PROFILE


 原産地は中央アジアから中近東といわれていますが、野生種がいまだ発見されていません。 1~2年生で、2.5mのびる蔓性まであります。冷涼な気候を好み、生育適温は15~20℃ですが、幼苗は-4℃くらいまで耐えます。そのかわり暑さに弱く、28℃以上になると生育が鈍ります。  連作を嫌うので、3~5年は同じ畝で作るのを避けます。生育初期に、一定期間の低温を受けると花芽ができるので、種まきは年内、幼苗で越冬させます。  エンドウの若芽をトウミョウといい、中国料理で珍重されています。



苗作り
通常はじかまきするが、途中で移植もできる。ポットに2,3粒ずつ間隔をあげて種をまく。2cm程度覆土する   芽が出たら2株に間引く。本葉2枚までに植えつけないと、ポット内に根が張りすぎてしまう

畑の準備
排水の悪いときは畝を高くする

種まき
ジュース瓶の底などでまき穴をつけて、3粒まき、2~3cm程度覆土する。発芽したら1か所2株にしておく
覆土が浅いと、根が浮き上がったり、種皮をかぶったまま発芽してくる

支柱立て・追肥
蔓が伸びはじめたら、早めに支柱を立てて誘引する。つぼみが見え始めたころに1回目、開花始めのころに2回目の追肥をする

植えつけ
 
苗作りをしたときは早めに植えつける。株元へ敷きわらをして防寒する

摘心
親蔓と子蔓はよく花を着けるので、この蔓の日当たりをよくするために、花着きの悪い孫蔓は早めに摘み取って全体の日当たり、風通しをよくする



栽培ミニ知識 エンドウの1本立て
 エンドウは摘心しないで栽培すると、側枝が多く伸び、よく育ったわりに収穫がいまひとつということがあります。これは、枝が込みすぎて、日当たりと風通しが悪くなったため。側枝がのびはじめたら、適当に誘引して整枝をすればよいのですが、労力がかかってしまってつい放っておきがちです。
 エンドウは、親蔓にはたくさん花が着きますが、子蔓、孫蔓になるにしたがって花が少なくなります。
そこで、株間を15cm程度にして1か所2株を育て、それぞれの株の子蔓は早めに摘み取って親蔓のみの1本仕立てにしてみましょう。支柱に誘引して、親蔓が伸びるにつれて下へずらせようにしておきます。
エンドウ
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