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例えば、サトイモの隣にキャベツやハクサイを植えると、サトイモで卵からかえったヨトウムシのために思わぬ被害を受けることがあります。共通の病害虫がある野菜どうしを隣どうしに植えないようにしましょう。 |
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アスパラガスの茎枯れ病は、茎が込み合ってくると出やすくなります。株と株が近すぎたり、茎や枝が混み合っていると病気や虫の巣になりがちです。風通しをよくしましょう。 |
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ニンジンやキュウリの根にこぶを作るセンチュウは、イネ科野菜にはつきません。スイートコーン、陸稲の病害虫と他の科の野菜の病害虫には共通のものが少ないので、積極的に輪作に取り入れましょう。 |
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熱や火は、害が少ない消毒法です。苗土の消毒には、熱湯をかけるのが簡単です。畑を夏の暑い時期に1か月ほどビニールで覆う太陽消毒は、プロの農家も行っています。病気や虫によっては、枯枝や土の表面を焼き払うことで防げるものもあります。 |
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ナスやスイカなど果菜類は、土壌病害に強い品種に接木した苗が販売されています。少々値段は高くなりますが、これを利用しましょう。接木苗を植える時には、接木の部分を土に埋めてしまわないよう注意します。 |
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アブラムシは、キラキラするものを嫌います。銀色のマルチや反射テープを積極的に利用しましょう。夏まきのダイコン等は、白寒冷しゃのトンネルの中で育てると、いろいろな虫やウイルス病を避けることができます。 |
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虫や病気をはね返す健康な野菜は、健康な土に育ちます。堆肥を施して保水、排水のよい軟らかい土にするとともに、苦土石灰で土を中和しましょう。家庭菜園では、肥料のやりすぎでかえって根を痛めることが多いので注意しましょう。 |
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