JAあいち三河の概況

組合長あいさつ

大竹博久

 初夏の候、組合員の皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
平素よりJA各事業に格別のご理解とご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。

 

 この度、6月23日に幸田町民会館で開催されました第24回通常総代会では、役員の選任についてご承認をいただきました。そして、同日開催の臨時理事会において、代表理事組合長に選任され、重責を担うことになりました。その責務の大きさを痛感するとともに、これまでの経験を活かして、誠実に職務を全うする所存でございます。

 まずは、6月の台風2号と梅雨前線の影響による記録的大雨でご被害に遭われた組合員及び地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。当組合の東部営農センター関連施設等においても甚大な被害をうけており、早急な営業再開に取り組んで参りますが、その間、皆様には大変ご不便をおかけすること、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 さて、令和4年度は、第8次中期3か年事業計画の中間年度として、総合事業の強みを活かし、地域農業の発展に向け努めて参りました。その結果、コロナ禍で厳しい経済情勢が続く中ではありますが、計画を上回る実績をあげる事ができました。これもひとえに組合員、地域の皆様のご理解とご協力の賜ものと重ねてお礼申し上げます。

 そして、令和5年度は第8次中期3か年事業計画の最終年度であるとともに、地域農業やJAの将来を見据えた、新たな経営計画を策定する重要な年になります。営農部門では、地域農業の発展のため「いちご塾」「なす塾」等の新規就農者育成により、持続可能な地域農業の構築に取り組んで参ります。また、管内のお子様を「米コメ大使」として任命し、地元産のお米のPRをして頂くことで、消費拡大と販売促進につなげて参ります。

 今後も農業を取巻く環境は、国内外とも大変厳しい状況になると予測されますが、農業者が必要とする「農業政策の実現」に向け、引き続き県下JAグループ一丸となって農政活動にも取り組んで参ります。そして、新たな役員体制のもと持続可能なJA経営基盤の確立・強化と透明性の高い健全経営に努め、地域の発展に寄与して参ります。組合員の皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いするとともに、平素の皆様のご厚情に心より感謝申し上げ、ご挨拶といたします。

あいち三河農業協同組合
代表理事組合長
大竹 博久